水道水不断水内視鏡カメラ
高耐水圧の内視鏡カメラが、今まで困難であった「使用中の水道管路内を不断水で調査」することを可能としました。
これにより、管路内の状態、濁質の発生、内面腐食状況などがリアルタイムの映像で調査できます。水を止めることなく、水道管路内の老朽化を診断、維持管理や更新を判断できるため、無駄な布設替えなどの費用がかかりません。また、濁水や赤水等の被害がある場合は原因を追究することができます。
- 配水管路内の経年劣化による鉄錆
- シールコートの剥離
- 砂等の夾雑物の存在状況
- スケールの付着状況
- 塗装やライニングの劣化状況
- 管接合部や異形管内面の腐食状況
- バルブ弁体部
これらの状況を把握すると共に点検を行います。
維持管理に必要な情報を得ることで、その施設の運用効率が高められます。

既設の地下式消火栓や空気弁の下に設置されているボール式補修弁を介してケーブルを押し込むことにより、管路内に内視鏡カメラが挿入され、管路内状況の調査を行います。